③行動が生まれている環境を考察する

患者さんがある行動をしているときにも、その行動だけを見るのではなく、

「その行動は、どのような環境から生まれているのか」

を見ることが重要になる。

例えば、

運動を続けられない患者さんがいたとする。

「運動してください」と伝えることは簡単です。

それだけでは習慣にはならない。

仕事、睡眠、疲労、家族、時間、場所、身体の状態、これまでの経験。

それらを含めて考えなければ、その人にとっての「運動できる環境」は見えてこないと思います。

だから治療者は、行動を評価するだけでじやなく、

「行動が生まれている背景を観察する」

そして、

「どんな条件なら、この人は自然に動き始めるのか?」

を一緒に探していくことが大切だと思います。