スポーツと健康は、よく似ている。
健康で大切なのは、一度元気になることではない。
なぜ、その健康を維持できるのか。
体調が良くなることは、薬や治療、偶然のきっかけで実現することもある。
しかし、健康を何度も再現し続けるには、生活習慣、運動、栄養、睡眠、そして身体への理解と観察と洞察が必要になる。
スポーツも同じ。
一度勝つことや、自己ベストを更新することは、勢いや才能でも達成できる。
しかし、その強さを何度も再現するには、育成、文化、原則、認知、継承などという土台が欠かせない。
健康もスポーツも、目に見える結果だけを追い求めるものではない。
結果はあくまでも「今の状態」を映す指標にすぎない。
本当に価値があるのは、その結果を生み続ける”構造”を持っていること。
健康とは、病気にならないことではなく、病気や疲労に負けにくい回復する身体をつくり続けられること。
強いスポーツチームとは、一度だけ勝つチームではなく、勝ち方を失わないチームだと思う。
本当に健康な人もまた、一度だけ元気な人ではない。
健康でいられる理由を持ち続ける人なのであると思う。
