※言葉というものの不確実さの中で私の言葉で書く事をご理解下さい。
老子曰く。
道は万物を生じる。と。
重力があるように物事には方向性(道)がある。
水は、太陽熱により地形と位置の特性を生かしてかたちをかえる。
川、湖、海、沢、水溜り、雲、氷河。。。
それは、ある方向性によりシンプルな活動。
道に従い周っている。
水は熱により気化し、寒さにより凝固する。
これらを、身体に例えると生理。
この流れが過剰になったり、減少したり、溜まるべき処に溜まらず、流れるべき処に流れない。
これが、病理。
地形、地軸、マントルなど。
これが、解剖。
体調の変化とは。
地球では、水の流れが変わると環境変化(問題) が起こる。町なのか、地域なのか、国なのか、多国なのか、地球規模なのか。
環境変化 (問題) とは、太陽と水と地形による組織的な活動の変化がある一定の法則から逸脱しはじめ今までとは違う状況。だと。
ヒトの体調も同じであると。
“道” とは重力と熱(太陽)と水と地形が変わらず存在し、組織化した連動の上で進むべき変化なのではないかと。その上で、物事が進んで行くと。
時に、
道が、崩れる事もある。
道が、なくなる事もある。
道が、見えなくなる事もある。
道が、狭くなる事もある。
道が、上る事もある。
道が、下る事もある。
道を、もどることもある。
宇宙の中に太陽系があり。
太陽系の中に地球があり。
地球の中に人があり。
人は、万物の一部分であると。
こういった概念が中医学のベースだと考えています。
道は万物を生じる。
ヒトの身体と心はとても複雑な道。
繋がりと流れを、大切に。
万物斉同であり 逍 遙 遊でいたいものです。