鍼治療は、何に効果があるのか?

どんな時に行けば良いのか?

鍼灸という言葉はよく聞くけど。。。

といった方は多いと思います。

 

世界事情としては ↓↓↓

今では世界的に鍼灸治療が注目されており、この4月からWHO(世界保健機関)が国際的に統一した基準で定められた疾病分類の「国際疾病分類」(ICD)に、伝統的な東洋医学の章が追加される。100年以上、西洋医学一辺倒だった世界の医療基準の転換点となると言われています。

このように、効果があるから注目されるわけですね。

そこで今回は、”鍼治療の科学的根拠”を少しお伝えしたいと思います。

 

まず “ツボ” 経穴とは。。。

全身に 365ヵ所ある。身体のどこかに異常のあるときは、異常部に関係のある経穴に感覚の過敏または鈍麻,圧痛,しこり,突出,陥没などが認められる場所。

皮下には、刺激を感知するセンサーが無数にあります(感覚受容器と言います)

侵害受容器 → 刺激

温度受容器 → 熱

機械受容器 → 触れる

などがあり、これらに感知されます。

そして神経が皮下→脊髄→脳へ入り刺激を伝達し認識します。

これが、”ツボ” の反応です。

 

次に  “ツボ刺激” がどのような作用をもたらしているかです。

①内臓作用

手足のツボは脊髄から脳へと伝達し、全身にも働きます。特に背部や腹部へのツボ刺激は内臓と神経で繋がっている為直接作用します。

②脳から全身へ作用

鍼刺激は感覚受容器から神経を伝い脳へ伝わります。自律神経、免疫系、内分泌系、筋肉骨格系、痛みなどに作用します。そして体の異常を改善していくのです。

③局所作用

鍼刺激は、脊髄反射により鍼をしている周辺の血管を拡張させ、血流を促進改善します。痛みやコリを緩和します。

 

このように、鍼治療は 、

“局所でも全身でも作用”します。

神経的理論に東洋医学的な経絡理論を組み合わせ、多くの異常を修正する事が可能なのです。

これらはごく基礎知識です。

他にも多くの効果、作用があります。

身体をメンテナンスするには本当に効果的でリスクの少ない治療法です。

大切な身体を芯から蘇る為のキッカケを鍼治療で作ることが可能です。

是非お試し下さい。

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※  鍼治療は優れていますが “どこに、どれだけ”の刺激をするかは、先生によって違います。

キチッとした技術、哲学、知識、理論のある鍼治療家にしてもらえれば、必ずや効果を発揮することでしょう。