昨年の8月末から1ヶ月間ブルネイ王国U-18代表に帯同しミャンマーへ行ってきました。
ちょいと昔話??
まぁコラムを開始したので(笑
2017,5月吉日 以前、私が担当していた大学サッカーチームでコーチをされていた藤原さんから電話がなった。
頼みがあるんだけどブルネイ代表の大会遠征に帯同してくれないかい?と。
藤原さんは日本サッカー協会海外派遣事業でプロサッカーコーチ。ブルネイ代表監督。
帯同日数1ヶ月。
1ヶ月休診となるわけで。
患者さんの体調は。。。様々熟慮して。。。帯同を決めたのでした。
帯同の決め手は私の信条である”ご縁を大切に”でした。
まずブルネイ王国をご存知でしょうか?マレーシアのボルネオ島の中に三重県程のサイズの国です。天然資源が豊富です。ブルネイの正式名称は,ブルネイ・ダルサラーム(Brunei Darussalam)「永遠に平和な国」という意味があります。人口は40万人程。イスラム教が中心です。
U-18ASEAN championship in Manmmrに参加してきました。
一生のうちで仕事でミャンマーにこれるなんて感謝。
私の仕事は、選手のコンディショニング。長丁場なんで柔軟に対応できるようドーピングフリーの薬剤、鍼、電気治療器などを準備していました。
治療ルーム。奥の青シャツが私。
Cap ワフィーの慢性股関節痛も改善。
Capワフィー。
長丁場と異国の地でストレスも多く毎日全身調整。(鍼、超音波、手技療法、マッサージ)
練習後のアイスバスにてクールダウン。
ミャンマーのホテルから。
さて、私の1日は、
〜トレーニング日〜
7:30 体重チェック
朝食 摂取チェック
8:00 コンディショニングシート選手記入 集計
8:15 スタッフミーティングにて状況報告
9:30〜11:30 治療タイム
12:00 昼食
14:00〜16:00トレーニング
17:30〜18:30 治療タイム
19:30 夕食
21:00〜22:30 治療タイム
22:45 スタッフミーティング報告
このような1日が2週間。
基本的に試合は15:00〜と18:00〜。
3週間目からは試合期となるので試合時間に合わせたタイムスケジュール。
vs フィリピン後の写真3-2 win。
チーム ブルネイのバス。厳重警戒。
スタジアム入口の大会表示。
ホテルでの一コマ。プール付き。
2試合目を終え中日(rest day)プールにて調整
rest day にブルネイ大使館で食事会。真ん中が大使ご夫妻。
ヤンゴン市場。
左GKコーチ、監督、私、ヘッドコーチ。
終わってみればあっという間の1ヶ月でした。欠場する選手もなく、大変貴重な経験をする事ができました。ブルネイには鍼治療は無く選手はビビってましたが(笑)
キャプテンの慢性股関節痛を鍼治療の3回の治療(2日間)で改善できたことが選手から信頼していただけるきっかけとなったと思います。
拙すぎる英語でのコミュニケーションで異国の地で異国の人に治療する事で大切だと感じたのは”愛”でした。
母国愛、サッカー愛、チーム愛。。。
試合がストレスフリーな状態で出来るように計画的で結果のでる治療をしよう!彼らの為に!彼らの母国の為に!という思いは間違ってなかった。
とにかく、痛みのない身体に仕上げよう。持てる全てを出そうと。
なんと!!このカテゴリーでブルネイサッカー史上公式国際大会で初勝利とのこと!
嬉しかった(涙
なにがって?
彼らが一生に語り継げる経験をしこれから母国を背負って行くこと。
ブルネイにはない鍼治療が出来たこと。
そこに2人の日本人がいた事。
有難いご縁です。
そして。。。帰国。
1ヶ月も休診してごめんなさいね。
と患者さんに謝り。。。
右膝がめちゃくちゃ痛みますが。。。
がんばりました。
ブルネイ代表ユニホーム。
チームブルネイに感謝。
ありがとう!!